ViVO代表・角田が東京AI祭ハッカソン2025で優勝

―「AIが徹底的に追い込む」営業強化システムで60チーム中1位―

2025年10月開催の 東京AI祭ハッカソン2025 において、ViVO株式会社 代表取締役 角田が率いるチームが60チーム中 『優勝』を果たしました。
今回の優勝提案は、単なる技術デモではなく「現場で結果を出すために設計されたAIシステム」。その概要をご紹介します。

■ 優勝提案の骨子:AIが目標達成まで“ゲキヅメ”するシステム

提案したプロダクトは分かりやすく言うと、設定した目標(KPI)に対してAIが個人・チームを徹底的に追い込み、達成まで伴走するシステムです。
ハッカソンでは短期間でプロトタイプを実装し、実際の営業現場でのテスト導入まで想定したデモを提示しました。

主な機能は次のとおりです:

  • 目標追跡とアラート/アクション生成(“ゲキヅメ”機能)
    ユーザーが設定したKPI(例:月間商談数、受注率、アップセル金額等)に対して、AIが進捗をモニタリング。目標に届かない場合は即座に改善アクション(具体的なトーク案、次回アクション、優先課題)を生成して通知します。
    — 技術例:LLMによる自然言語生成+ルールベースのKPI判定ロジック。

  • チームモチベーションの“科学的”管理
    チーム全体のモチベーションを数値化・可視化。行動ログやセルフレポート、パフォーマンス指標を統合して心理的負荷・エンゲージメントを推定し、適切な介入をAIが推奨します。
    — 技術例:時系列分析、因果推論的指標、ダッシュボードでの状態可視化。

  • MBTI診断連携による“人に合わせた”アプローチ
    個々の営業パーソナリティ(MBTIなど)を考慮して、提示する改善アドバイスやトレーニング内容をパーソナライズ。例えば、直感型には未来志向のシナリオ提示、感覚型には具体的手順重視のフィードバックを選ぶ、といった調整を行います。
    — 技術例:ユーザープロファイルDB + 条件分岐のプロンプトテンプレート。

  • 現場での実テストと導入効果の測定
    ハッカソン提案では、実際の営業チームを想定したA/Bテスト設計(対照群/介入群)まで示し、導入効果(例:商談成功率、クロージング時間短縮、チームの離職インジケータ改善など)の測定計画を提示しました。
    — 技術例:実験デザイン(ランダム化/階層化)、統計検定、効果量の可視化。

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■ なぜこのプロダクトが評価されたのか — 技術とビジネスの両立

審査の高評価ポイントは「すぐに現場導入できる完成度」と「ビジネスインパクトの明確さ」。
技術的にはLLMを中心に、RAG(Retrieval-Augmented Generation)やログ解析、統計的効果測定を組み合わせる設計で、実運用で必要な説明可能性(explainability)や誤動作防止のガードレールも考慮しました。

角田のコメント:
「AIは単なるアシスタントではなく、目標達成のために“行動を変える仕組み”を作るツールです。重要なのは“どう人に寄り添い、どう行動を変えさせるか”を設計すること。」

この『ビジネス課題の深掘り × 技術による実装』という姿勢が、ViVOのプロダクト開発文化を象徴しています。

 

 

■ メッセージ:現場で「作って試せる」エンジニア求む

今回の優勝は、代表が実装にコミットし、現場でテストする文化があるからこそ生まれました。

ViVOは以下のようなエンジニアを歓迎します:

  • 生成AI/LLMを用いてプロダクトを設計・実装できる方(プロンプト設計、RAG、LangChain経験歓迎)
  • データを元にA/Bテストや因果推論的評価を設計できる方(実験デザイン、統計解析)
  • 製品のUX・DB設計・API実装まで一気通貫で作れるフルスタック志向の方(React / Python / FastAPI 等)


私たちのカルチャーは「手を動かして仮説を検証すること」。

代表自らハッカソンでプロトタイプを作り、実世界で試す

そんな刺激的な現場で一緒に仕事をしてみませんか。

 

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